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厚膜タイプ

ダイカスト成形金型では、特有の損傷形態(ヒートチェック、溶損、焼付き)が発生します。
厚膜タイプは損傷形態やコスト/納期に合わせて5種類をラインナップしています。

厚膜9μm

膜特性をそのままに膜厚:9μmが成膜可能となりました。
耐摩耗/耐溶損層は、高面厚/高温の被加工材から基材を保護します。
耐摩耗/耐溶損層と基材の間に密着層を生成することで、高面圧環境でも優れた密着性を示します。
鉄系材料との高い親和性を持つ密着層を使用することで、9µmの厚膜でも高い密着性を維持します。

ラインナップ

膜種ViOLAViOLA-RViOLA-SAcro9Acro9P
主成分TiAlN窒化+TiAlN窒化*+TiAlNAlCrNAlCrN
外観色パープルパープルパープルグレーグレー
膜厚7~11μm7~11μm7~11μm7~11μm7~11μm
硬さ24GPa24GPa24GPa22GPa22GPa
摩擦係数0.50.50.50.50.5
表面粗さRz<3.0Rz<3.0Rz<3.0Rz<4.0Rz<1.0
密着性(Lc)60N80N80N60N60N
耐熱温度800℃800℃800℃1000℃1000℃
処理温度<500℃<500℃<500℃<500℃<500℃
重量180kg180kg180kg180kg180kg
最大処理サイズ(コーティングエリア);φ500×600mm(φ450×400mm)
*耐溶損強化タイプ

ViOLA ダイカスト金型向け選定ガイド

ViOLAViOLA-RViOLA-S
耐ヒートチェック
耐溶損性◎◎
耐焼付き性

窒化+TiAlN系厚膜9μm

従来比3倍の膜厚9μmにより、優れた耐摩耗性と耐溶損性を示し、高温の溶湯から金型を保護します。
基材の窒化と複合処理することで、耐溶損性/耐ヒートチェック性を更に向上できます。
ViOLAは緻密で厚い膜構造により、基材へのアルミ溶湯の侵入を阻止し、溶損発生を抑制します。
複合処理のViOLA-R/ViOLA-Sは圧倒的な耐溶損性を示します。

高い耐熱性

耐熱温度が1000℃

耐熱温度が1000℃を示すAlCrN系耐摩耗層を最表層に使用することで、ダイキャスト加工等の高温環境での寿命向上を実現します。
(大気炉での加熱保持試験による耐熱温度)

耐焼付き性(亜鉛合金;ZDC2)

Acro9コーティングピンは亜鉛合金の凝着がなく、優れた耐焼付き性を示します。

アルミ部品(ADC12)のダイカスト成形

窒化+Acro9により焼付きと溶損が抑制され、ピン形状を維持します。

耐焼付き性(ADC12引抜き試験)

コーティングピンにアルミ合金(ADC12)溶湯を鋳込み、引き抜き試験を実施しました。
表面が粗いAcro9はADC12の凝着が発生し、TiAlNより高い引き抜き荷重を示しました。
表面が平滑なAcro9PはADC12の凝着が少なく、最も低い引き抜き荷重を示しました。

厚膜タイプに関するお問い合わせ

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後日、担当者よりご連絡させて頂きます。
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